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FAGAとは

FAGAのメカニズム

FAGAとは、「Female(女性の)AGA」(女性男性型脱毛症)のことです。AGA(男性型脱毛症)は男性に起こる進行性の脱毛症のことを示すのに対し、FAGAは文字通り、女性に起こる脱毛・薄毛のことを示します。

AGAの原因物質はDHT

人間の毛根には、毛母細胞があります。毛母細胞は、毛乳頭という部分からの指令を受け、血液からの栄養素の受け取る役割を果たしています。FAGAの場合、毛乳頭にあるレセプターというたんぱく質が、ジヒドロテストステロン(DHT)と結合することで起こります。

ジヒドロテストステロン(DHT)とは、男性ホルモンであるテストステロンが変性したものです。女性の身体にも存在するテストステロンは変性さえしなければ、毛髪に悪影響を及ぼすことはありません。男性の場合、頭頂部や額の生え際に多く、女性は頭皮全体に存在する5αリダクターゼ酵素とよばれる酵素が、テストステロンの変性の原因なのです。

自分流のケアは問題あり

育毛剤やスカルプシャンプー、マッサージなど簡単に始められますし、やりかたも調べられます。しかし、進行を遅らせることはできても、毛根の細胞が死んでしまっている場合効果は出ません。 現状有効な手段は投薬治療のみです。 毛根がダメになってしまう前に早期の相談が必要です。

早期のご相談を

毛髪は1本1本寿命があり、成長しては抜け落ち、同じ毛根からまた新しい髪が生えてくるというサイクルを繰り返します。 一つの毛根のサイクルは約40回で、サイクルを終えるとその毛根は髪が二度と生えません。 正常時は2年~6年のヘアサイクルが、AGAになると一気に寿命を縮め、数ヶ月~1年へ。寿命が尽きた毛根からは二度と髪の毛は生えないので、治療をしても発毛ができません。 そのため寿命が来る前に早期の治療が大切になるのです。

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