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Kyoka Hayakawa

目次

    更新日: 2022.07.18
    女性の薄毛とは?原因と対策について解説

    女性の薄毛原因は女性ホルモンの低下、頭皮ダメージ、栄養バランスの乱れなどがあります。原因ごとに適切な対策を行い、髪の毛の悩みを解消しましょう。

    女性の薄毛原因

    薄毛と言っても一括りではなく、男性の薄毛と女性の薄毛では、その要因が異なってきます。

    しっかりと原因を把握して対処することで、予防をしたり、進行を抑えたりと言った改善が見込まれます。

    では、女性の薄毛の原因にはどのようなものがあるのかですが、主な要因として血流不足やホルモンバランスの乱れから生じることが考えられます。

    女性はホルモンによって様々な影響が心や体に生じますが、毛髪も影響を受けます。

    出産や更年期障害によるホルモンバランスの変化はエストロゲンの分泌変化だけでなく、血流の低下も引き起こし、頭皮に十分な酸素や栄養を届けることができなくなってしまいます。

    様々なヘアケア用品を使用したり、パーマやカラーなどの薬剤による炎症などで頭皮に影響を受けるなど、外的要因でも薄毛を引き起こします。

    女性の薄毛の8つの種類

    ①FAGA(女性男性型脱毛症)

    AGAは男性が発症するものに対して使われている名称ですが、FAGAはその女性バージョンです。

    女性の薄毛の半数以上の要因が、このFAGAによるものなのです。

    FAGAは加齢による女性ホルモンの低下が原因にあるため、40歳以降才以降の女性に多く発症します。

    加齢によりホルモンバランスが崩れ、女性ホルモンより男性ホルモンが優位に立ってしまい、男性ホルモンが原因となり抜け毛が増え、AGAを発症してしまいます。

    全体的に毛髪が薄くなってくるのが、FAGAの特徴です。

    生え際から頭頂部にかけて抜け毛が増えてきます。

    毛髪に勢いがなくなり、細く、弱く、柔らかくなってきます。

    本数が減ることと一本一本の毛髪が細くなることで密集率が減り、頭皮が透けて見えてしまいます。

    女性のFAGAの特徴としては、男性のようなM字ハゲや頭頂部や全体の毛髪がすべて脱落してしまうようなことはなく、「頭皮が透けて見える」薄毛状態になります。

    ②慢性休止期脱毛症

    慢性休止期脱毛症は、女性特有の薄毛の原因です。

    一般的に、人間の体毛には毛周期というものがあります。

    この毛周期が一定のサイクルで働くことにより、全体として毛髪が一定レベルに保たれているのが正常な状態です。

    正常なサイクルの場合、休止期状態にある毛髪が頭皮全体の10%程度ですが、慢性休止期脱毛症の場合は20%にまで増加してしまいます。

    要するに、休止期に入っている毛髪が通常よりも多く、結果として全体のボリュームが減り、頭皮が透けて見えるのです。


    実は、慢性休止期脱毛症の原因は判明していません。

    生活習慣が関係していると考えられており、ストレスやダイエット、加齢や貧血、亜鉛欠乏や薬の副作用など、複合的要因で発症しているのではないかと言われています。

    頭皮全体が薄くなるのが特徴の慢性休止期脱毛症はFAGAと似ているのですが、毛髪が軟化していないという特徴があります。

    しっかりした毛髪が保たれているのですが、毛周期の乱れにより、休止状態の割合が全体のが全体の10%から20%へ増えることで、頭皮全体の毛の密集率が低下します。

    毛髪の軟化や抜け毛の増加による薄毛ではなく、「生えてこない」「休止期の増加」によって引き起こされる薄毛です。

    ③びまん性脱毛症

    慢性的に毛髪の密度が低下し、薄毛が進行している脱毛症全般のことをびまん性脱毛症と呼びます。

    FAGAや慢性休止期脱毛症も、びまん性脱毛症に当てはまります。

    ④円形脱毛症

    成長期の毛髪が炎症を起こし、毛母細胞が同時に死滅することで発症するのが円形脱毛症です。

    ストレスが原因で発症しますが、時に薬剤アレルギーやウイルス感染により発症する場合もあります。

    円形脱毛症には種類があり、単発型、多発型、全頭型があります。

    円形脱毛症の特徴として、毛包を再生するために必要な「バルジ領域」が破壊されているわけではないため、炎症が治れば毛母細胞の復活とともに回復します。

    ⑤分娩後脱毛症

    出産後に生じる毛髪の脱落は、「分娩後脱毛症」と言われています。

    症状は慢性休止期脱毛症と似ているのですが、妊娠によるエストロゲンの増加と、分娩後のエストロゲンの急減により発症します。

    つまりエストロゲンが増加すると成長期が長くなり、休止期に抜けるはずの毛髪がそのまま残ります。

    分娩直後にエストロゲンが激減し、成長期にあった毛髪が一気に休止期へと移行して、毛髪がまとまって脱落します。

    本来であれば、サイクルにより毛髪は一定のリズムで脱落していたのですが、妊娠後期に抜けることなく増えていたものが、休止期で一気になくなることにより、さらに薄くなったような気になってしまいます。

    通常であれば、抜け毛の増加やボリューム感の減少、地肌の透けなどですが、ごく稀に生え際から後退するケースもあるようです。

    ⑥脂漏性脱毛症

    頭皮の皮脂線が、脂漏性皮膚炎という炎症を起こして発症します。

    フケの多い人や皮脂の分泌の多い人、また頭皮に湿疹や強いかゆみや痛みのある人が発症しやすいという傾向にあります。

    過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせ、その周辺部に炎症を生じさせます。

    毛穴が塞がることにより、毛穴内部で細菌が繁殖し、毛根にダメージを与えることで毛髪の脱落が生じるのです。

    ⑦索引性脱毛症・圧迫性脱毛症

    毎日ポニーテールなどのように同じヘアスタイルを続けることにより、同じ場所に常にテンションがかかり、毛髪の脱落が生じます。

    テンションをかけていなくても、常に同じ分け目にしている場合でも、索引性脱毛症が生じる場合があります。

    ⑧薬剤性脱毛症

    薬の副作用で生じる脱毛症です。

    例えば、抗がん剤による毛髪の脱落です。

    抗がん剤は細胞分裂を妨げる作用があり、これはがん細胞以外にも作用してしまいます。

    体の他の細胞、毛髪、毛母細胞の分裂も妨げてしまうので、結果として毛髪が育たなくなってしまいます。

    ピルも脱毛の副作用があります。

    避妊薬として知られていますが、エストロゲンを補給する目的として用いられます。

    そのため服用を止めるとエストロゲンが減少し、抜け毛が増えるのです。

    女性の薄毛の対策

    薄毛は外見を左右するため、女性にとっては大きな悩みです。

    薄毛対策には、その薄毛の原因をしっかりと把握し、原因に沿った適切な対策を行うことが重要です。

    適切な対策で抜け毛を減らし、薄毛の進行を抑えましょう。


    FAGAの原因は、女性ホルモンの低下にあります。

    加齢とともに生じ、頭髪だけではなくシミやシワの原因となったり、また精神面にも影響を与えます。

    できるだけ女性ホルモンの減少を押さえ、食事などに気をつけて、必要であればサプリメントや育毛剤などで補うと良いでしょう。

    女性ホルモンの減少は加齢に伴うものなので、やはり若い頃のように体内ですべて補うということは難しく、不足分は上手に補うようにしていくと良いでしょう。


    女性ホルモンと言っても、様々な種類があります。

    中でも「エストラジオール」はFAGAに対して最も働きが強く、「エストラジオール」配合の育毛剤は効果が高いと期待されています。

    専門医で診察を受けるのも良いでしょう。

    自分の薄毛のタイプをしっかり把握することができ、適切な治療を受けることができます。

    ①慢性休止期脱毛症

    はっきりと原因の分かっていない慢性休止期脱毛症ですが、対策としては「生活習慣を整える」ことが大切です。

    家庭のこと、仕事のこと、子供のことなどで年中無休の女性の毎日は、時としてストレスを溜め込み、自分の時間を保てなくなる場合もあります。

    気がつかないうちに、生活習慣が乱れてはいないでしょうか?


    ストレスを溜めないように上手に息抜きをして、趣味を持ち、ウォーキングなどの軽い運動を日常的生活に取り入れてみると良いでしょう。

    つい後回しになってしまう自分の体への気遣いですが、一度自分に目を向けてみることが大切です。

    ダイエットなどで十分な栄養が摂取できないと頭皮も栄養不足となってしまい、頭髪の成長を妨げてしまいます。

    ダイエットや偏食での栄養バランスの乱れに気をつけましょう。

    ②円形脱毛症

    円形脱毛症の好発は30歳以下と言われており、80%が若い世代での発症です。

    進行速度が速いため一気に抜け落ち、時として病的な印象を与えます。

    原因の多くがストレスに起因するため、ストレスを溜めないように心がけることが大切ですが若年層に多く発症し、未熟な10代や20代のストレス耐性のない世代であるため、上手にストレスに対応できないケースが多いようです。

    悩みをためず、趣味を見つけるなど上手にストレス解消できる環境を作ったり、相談できる相手を見つけることが大切です。

    ③分娩後脱毛症

    分娩後脱毛症は、出産前後の一時的なホルモンバランスの乱れから生じるものです。

    そのため産後はホルモンバランスも回復し、その後2~3ヶ月で通常の毛周期が整って、自然と回復してきます。

    ④脂漏性脱毛症

    皮脂による毛穴のつまりで生じる脱毛なので、皮脂をコントロールするということが対策になりますが、毛髪が抜け落ちるという状態は、かなり症状が進行していると考えられます。

    専門医にかかり、脂漏性皮膚炎の改善を行う必要があります。

    毛髪の脱落まで症状が進んでいない場合でも、皮脂の分泌が多い方は生活習慣を見直すことで改善が見込めます。

    食生活は皮脂分泌に密接に関わってきます。


    油の多い食事や糖分の過度な摂取は中性脂肪の蓄積につながり、中性脂肪は皮脂の元でもあるため、皮脂分泌が促進されてしまうことから注意しましょう。

    過度なシャンプーや洗浄力の高いシャンプー、ゴシゴシ擦りすぎる洗い方などにより、頭皮の乾燥を引き起こすと、逆に皮脂の分泌が盛んになってしまいます。

    肌の状態に合う適切なシャンプーを使用して、優しく洗うように心がけましょう。

    ヘアケアの際に使用するヘア材などにも気をつけると良いでしょう。

    ⑤索引性脱毛症・圧迫性脱毛症

    いつも同じ髪型にせず、休日などは頭皮にストレスがかからないようにしましょう。

    ⑥薬剤性脱毛症

    影響を与えている薬剤の使用を止めることで収まります。

    女性の薄毛に関するよくある質問

    ①女性でも禿げますか

    女性は男性のように毛髪がなくなってしまうことは少なく、ある程度の長さは保たれます。

    ただし、髪の毛の軟化が生じ、一本一本に勢いがなくなります。

    細く柔らかくなり、ハリやコシが無くなるのです。

    このことで頭皮が透けて見えたり、ボリュームがなくなるなど薄くなったように感じます。

    ②薄毛治療後の髪質は変化しますか

    もともとくせ毛の方は、先天性のものなので治療後に生えてくる毛髪にも癖があります。