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記事製作者
Kyoka Suzuki

目次

    更新日: 2022.06.23
    バイアグラのジェネリックをオンライン診察で

    バイアグラにもジェネリック医薬品はあります。通常の薬と比較して効果や金額がどれくらい違うのか詳しく解説します。

    ジェネリック医薬品とは

    ジェネリック医薬品は、販売価格(薬価)が抑えられた医薬品のことを言います。

    後発薬あるいはGE薬とも呼ばれており、様々なジェネリック医薬品のメーカーが存在します。

    先に発売された医薬品は先発薬と呼ばれ、ジェネリック医薬品とは区別されています。

    先発薬は数年から数十年の特許期間があり、知的財産権で保護されているのが特徴です。

    薬の開発には数年あるいは10年以上の期間を要するうえ、最低でも数百億円の費用がかかるとされています。

    そのため先発薬は長期間の特許で保護されており、他社が同様の薬を発売できないようにしています。

    一方で特許が切れ、他社で製造されたものがジェネリック医薬品です。


    ジェネリック医薬品は開発が不要で特許料を支払う必要がないことから、薬価が非常に安く抑えられています。

    一概には言えませんが、ジェネリック医薬品は先発薬の2~5割ほどで販売されています。

    例えば、先発薬が1錠あたり1,000円で販売されていた場合、ジェネリック医薬品なら200~500円で済みます。

    保険が適用されると差は縮まりますが、長い目で見ると大きな違いがあります。

    特に自由診療(保険適用外)の場合、先発薬とジェネリック医薬品の差は無視できないものがあるでしょう。

    出費を抑えたい、薬にあまりお金をかけたくないという方は、ジェネリック医薬品を候補に入れてはいかがでしょうか。

    バイアグラもジェネリックがある

    現在は無数のジェネリック医薬品が発売されていますが、バイアグラにもジェネリックが存在します。

    例えば東和薬品では、バイアグラのジェネリックとしてシルデナフィルOD錠「トーワ」を販売しています。

    他にもキッセイ薬品のシルデナフィル錠VI「キッセイ」など、様々なジェネリックバイアグラがあります。

    販売している医薬品メーカーによって、シルデナフィルの含有量が異なります。

    25mgと50mgをラインナップしている場合もあれば、50mgのみの場合もあります。

    シルデナフィルの含有量によって効果が変わるため、バイアグラを購入する際は医師としっかり相談しましょう。

    バイアグラのジェネリックは個人輸入もありますが、リスクが非常に大きいためおすすめできません。

    バイアグラ以外のED薬もある

    ED薬はバイアグラが有名ですが、他にもレビトラやシアリスといった薬があります。

    これらはバイアグラの後に発売されたED薬で、現在はジェネリックも販売されています。

    例えば、沢井製薬ではレビトラのバルデナフィル、シアリスのジェネリックのタダラフィルを発売しています。

    これらもバイアグラと同様に価格は抑えめですが、効果や効能、副作用が異なります。

    価格は安いが有効成分は同じ

    ジェネリック医薬品と聞くと、先発薬よりも効果が薄い、あるいは効果が乏しいと考えている方も多いのではないでしょうか。

    確かに疑問や不安を感じるかもしれませんが、基本的に有効成分は同じで配合量にも違いはありません。

    オプジーボの影響は考慮する必要があるものの価格が安いだけではなく、期待できる効果も同じと考えて良いでしょう。

    もし配合成分・含有量に違いがあった場合、それはジェネリック医薬品ではなく新薬です。

    バイアグラの場合、先発薬とジェネリックとでは価格に大きな違いがあります。

    しかしジェネリックだからと言って効果が落ちることはありえないのです。

    少しでもEDの治療費を抑えたい方は、是非ジェネリックも検討をおすすめします。

    ジェネリック医薬品も副作用に注意

    ジェネリック医薬品は成分の配合量などが先発薬と同じため、副作用にも注意が必要です。

    例えばバイアグラの場合、頭痛や動悸、ほてりといった副作用が出ることがあります。

    これは先発薬だけでなく、ジェネリック医薬品においても同様です。

    副作用の感じ方にはもちろん個人差がありますし、その時の体調なども影響します。

    誰にでも副作用が出るわけではありませんが、ジェネリックだからと言って注意を怠ってはいけません。

    不安がある方は医師と相談し、適切に処方してもらうことが大切です。

    通常のED薬とジェネリック医薬品の違い

    クリニックなどでは、一般的な先発薬のバイアグラとジェネリックのバイアグラを取り扱っている場合があります。

    恐らく通常のED薬に安心感を覚える方が多いかもしれませんが、ジェネリックを避けてしまうのも考えものです。

    ただ、どのような違いがあるのかと疑問を感じている方は少なくないでしょう。

    そこでバイアグラなどの通常のED薬とジェネリック医薬品の違いについてわかりやすく解説します。

    価格に大きな違いがある

    通常のED薬とジェネリック医薬品の大きな違いは、販売されている価格です。

    病院や薬局でジェネリックを勧められたことがある方もいると思いますが、先発薬よりも価格が安いため、出費を抑えることができます。

    先発薬は開発に膨大な時間と費用がかかる分、どうしても1錠あたりの価格が高くなってしまいます。

    バイアグラは1錠あたり1,300〜1,500円ほどで販売されていますが、少し高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

    一方のジェネリックはすでに特許が切れているため、開発費用や時間は一切かかりません。

    設備投資が必要な場合もありますが、創薬費用と時間が浮くことから、先発薬と比べて安い価格で販売できるのです。

    安いと不安と感じるかもしれませんが、出費を抑えられるのがジェネリックの魅力と言えます。

    効果効能や副作用には違いが見られない

    一方で通常のED薬とジェネリック医薬品の効果効能・副作用には違いが見られません。

    基本的な成分が同じですので、ジェネリックだから効き目が下がる、副作用が出にくくなるという事実はないのです。

    有効成分以外の添加剤を変更しているケースはあるものの、添加剤が効果や効能に変化を及ぼすことはありません。

    通常のED薬・ジェネリック医薬品ともに有効成分が同じため、違いは価格のみと言っても良いでしょう。

    そのためたとえジェネリックのバイアグラでも、副作用が出た時は使用を中断して医師へ相談することが重要です。

    服用のタイミングも同じ

    通常のED薬とジェネリック医薬品は、服用するタイミングについても同じです。

    例えばバイアグラの場合、服用するタイミングは性行為の1時間前が一般的で、およそ30分ほどで効果が出始めます。

    これはジェネリック医薬品でも変わらず、性行為の1時間ほど前に服用すれば30~40分で効き目が出ます。

    食事と一緒に服用すると効果に影響が出る恐れがある点も変わりません。

    通常のバイアグラからジェネリックに変えたとしても、服用するタイミングや服用量を変えないようにしましょう。

    万が一変えてしまった場合、効果に影響が生じたり、副作用が出たりする恐れがあります。

    迷った時は医師に相談してみよう

    それでも通常のED薬とジェネリック医薬品のどちらにするか迷ったら、医師に相談してみると良いでしょう。

    基本的な効果効能・副作用に違いはありませんが、漠然とした不安を感じてしまう方は多いと思います。

    そのような時は医師としっかり相談し、どちらにするべきかアドバイスしてもらいましょう。

    最初は通常のED薬を処方してもらい、途中からジェネリック医薬品に切り替え、効果の違いを見る方法もあります。

    特にEDの治療費が気になる方は、途中でジェネリック医薬品に切り替えてもらうのもおすすめです。

    通常のED治療薬とジェネリック医薬品の値段の比較

    通常のED薬と比べて価格の手頃なジェネリック医薬品ですが、どれ位違いがあるのか気になっている方も多いと思います。

    そこで通常のED薬とジェネリック医薬品の価格の違いを紹介します。

    先発薬とジェネリックバイアグラ、どちらにするか迷った時は参考にしてください。

    バイアグラなど先発薬の価格

    先発薬の価格ですが、ファイザー社が販売しているバイアグラは1錠あたり25mgが1,300~1,800円、50mgが1,800~2,200円ほどです。

    25mgと50mgでは価格に若干の違いがあるものの、25mgの最高値と50mgの最安値は同じになっています。

    ただし、これはあくまでも相場で、処方するクリニックによって異なります。

    より安くバイアグラを処方してもらえる可能性もあるため、参考程度に留めておきましょう。

    バイアグラと同じED薬のシアリスや、レビトラもほぼ同じ価格で処方してもらうことができます。

    先発薬に関しては、どのED薬も価格の違いはほとんどありません。

    ジェネリック医薬品の価格

    ジェネリックのED薬は先発薬よりも価格が抑えられています。

    こちらもクリニックによって価格は異なるものの、ジェネリックのバイアグラは25mgが440~700円程度、50mgが900~1,200円ほどです。

    他のED薬のシアリスや、レビトラのジェネリックも同様で、1錠あたりの価格は抑えられています。

    先発薬のバイアグラとジェネリックを比較した場合、25mgでは1錠あたり600~1,360円、50mgは600~1,300円の違いがあります。

    わずか1錠でこれだけ変わるため、いかにジェネリック医薬品が安価かお分かり頂けるかと思います。

    ジェネリックと聞いて抵抗感を覚える方も、価格に魅力を感じたのではないでしょうか。

    ジェネリックなら節約に繋がる

    先発薬のバイアグラは1錠で1,000円を超えますが、ジェネリックなら数百円で済みます。

    場合によっては半分以下の処方量で済むため、節約に繋がることは間違いありません。

    ED治療は長期に及ぶことも多く、薬代がかさんでしまう場合もあります。

    ジェネリックのバイアグラを選べば、負担も大きく軽減できるのではないでしょうか。

    eLifeで取り扱っているED薬

    ED薬はクリニックで処方してもらうのが一般的ですが、eLifeならオンラインで診療・処方を受けることができます。

    eLifeでは、現在ED薬としてファイザー社のバイアグラODフィルム50mgを取り扱っています。

    先発薬のため価格はジェネリックより高いものの、クリニックまで足を運ばずに済むのがメリットです。

    対面でカウンセリングを受けるのは恥ずかしい方はもちろん、クリニックに行く時間がない方にも適しています。

    どこでも診療してもらえるため、近隣にクリニックがない方にもおすすめです。

    他に何らかの薬を服用中の方は、処方してもらう前に必ず伝えるようにしましょう。

    バイアグラは誰でも飲めるわけではなく、同時に服用できない薬(併用禁忌薬)もあります。

    服用している薬の種類によっては併用できない場合があり、万が一併用すると健康に危険が及びかねません。

    他の医院で薬を処方してもらっている場合、忘れずに申告しておきましょう。