編集者
Kyoka Suzuki
目次
ゼオスキンとは
ゼオスキンとは、アメリカ・ビバリーヒルズの皮膚科医であるドクター「ゼインオバジ」が35年以上の研究・開発によって生み出した医療機関専売のスキンケア商品のことです。
美容の効果が高いドクターズコスメとして人気があります。
医療機関専売ということもあり、基本的にはクリニックなどで医師が診察を通して一人一人の肌質、悩み、状態などを把握してから、肌質や悩みに合うアイテムを教えてくれます。
ゼオスキンはスキンケアアイテムとして知られていますが、シリーズ展開では化粧水や美容液、洗顔料や日焼け止め、目元ケアや毛穴ケア、ボディケアクリームなどの製品が登場しています。
ゼオスキンの化粧水・洗顔料は、乾燥肌~普通肌、普通肌~脂性肌、肌質を問わず使用できるアイテムの3つが展開されているので、自分の肌質に合わせて選びやすいのも特徴のひとつです。
お肌の悩み別ゼオスキンの効果
一般的なスキンケアアイテムは一時的に皮膚の表面を保湿させ、時間が経つと効果が薄れますが、ゼオスキンは美容成分を真皮まで浸透させ、素肌を根本から改善させるという効果があるため、肌の内側からキレイな状態へと導いてくれるアイテムです。
肌質や悩みなどから自分の肌に合うものを選択し、継続的に使用することで、肝斑やシミ、くすみやシワ、ニキビや乾燥などを改善させる効果が期待できます。
効果には個人差はあるものの、人によってはレーザー治療と同じくらいの状態を見込めるほど良い、と言われています。
・シミ
シミの原因は紫外線やストレス、間違ったスキンケアなどにより発生するもので、皮膚の内部にメラニンという色素が溜まっていき、皮膚の一部の色が濃くなります。
ゼオスキンはシミの原因となる紫外線から肌を守りながら、ターンオーバーを促進させ、メラニンを溜めないように排出を早めてくれる効果を期待できます。
・シワ
シワは加齢によって肌のコラーゲンやエラスチンの減少、表情筋の低下や肌の乾燥、紫外線などで肌にたるみが生じるようになり、たるんだ皮膚が寄ることでシワになります。
ゼオスキンは紫外線から肌を守るだけでなく、コラーゲンなどの美容成分が破壊されるのを防いでくれます。
ゼオスキンにはコラーゲンを増加させたり、質を高めてくれる効果があるので、シワの改善も期待できます。
・毛穴
毛穴については悩みを抱えている人も多く、いちご鼻、毛穴詰まり、毛穴開きなど悩みは人それぞれです。
毛穴の悩みは、主に皮脂が毛穴に詰まることで引き起こされるものが多くあります。
ゼオスキンは皮膚のターンオーバーを正常にすることで、毛穴に詰まった皮脂がスムーズに排出されるようになり、毛穴トラブルを防げるという効果が期待できます。
毛穴の中がキレイに保たれることで皮脂が酸化することもなくなり、いちご鼻に悩まされたり、毛穴開きによるメイクのヨレなども改善できるでしょう。
・ニキビ
ニキビは過剰な皮脂の分泌により毛穴が塞がれ、菌の排出ができなくなる状態です。
ニキビがあるとテンションが落ちたり、マスクをしないと外出できなかったり、メイクで隠そうと考える人も大勢います。
ゼオスキンは皮脂腺からの皮脂の分泌を少なくしてくれるので、ニキビを予防する効果が期待できます。
ターンオーバーを正常にすることで皮脂を排出し、毛穴が詰まりにくくなるので、菌が毛穴の中で成長できない状態へと導いてくれます。
・保湿
肌の乾燥は敏感肌や乾燥肌、ニキビなど肌トラブルの原因となりやすく、乾燥で悩んでいる人はとても多くいます。
ゼオスキンは線維芽細胞を活性化させる効果があるとされていて、これによって多くの天然保湿因子を分泌させることができます。
天然保湿因子がたくさん分泌されることで水分保持ができるようになり、乾燥を防いでくれるので肌トラブルを予防する効果が期待できます。
ゼオスキンの主な成分
ゼオスキンは100ヶ国以上の国で多くの人に健やかな肌をもたらしてきたと言われていて、高い効果があるとされています。
しかし、ゼオスキンはなぜドクターズコスメなのでしょうか。
一般的な化粧品との違いは何でしょう?
・ビタミンA
ゼオスキンに高い効果があるのは一般的な化粧品に比べて、ビタミンAの種類と配合量が異なるからです。
一般的な化粧品の場合は「レチノール」というビタミンAの成分が配合されているのですが、ゼオスキンには医薬品の「トレチノイン」というビタミンAが配合されています。
トレチノインは肌のターンオーバーを促進する、古い角質を剥がれやすくする、毛穴詰まりを排出する効果があると言われています。
ゼオスキンには、このトレチノインが高濃度に配合されていることから効果が高いと言われるのですが、高濃度で配合されている反面、肌の皮剥けや赤みなどの副作用が見られることもあるため、ドクターズコスメとして医師の診察が必要とされています。
・ハイドロキノン
ゼオスキンに含まれている「ハイドロキノン」は、シミやニキビ跡などの治療に使われている医薬品です。
一般的な化粧品には、「トラネキサム酸」や「アルブチン」などが使われていることが多いです。
こちらも一般的な化粧品に含まれている成分とは異なり、効果の高い成分となっているため、医師の診察が必要になります。
ハイドロキノンはシミの原因となるメラニンを作り出すメラノサイトに作用し、メラニンを排出してくれるので、シミを予防する効果が期待できます。
・グリコール酸
ゼオスキンに含まれている「グリコール酸」は、ピーリング効果が期待できます。
皮膚のターンオーバーを促進し、古い角質と細胞を排出して新しい細胞の生成を助けてくれる成分です。
効果が出づらくなってしまうゼオスキンの使い方
ゼオスキンは一般的な化粧品に比べて医薬品となる成分が配合されていて、中には高濃度で配合されている成分もあります。
しかし、効果が高いと言ってもすぐに効果が出るわけではなく、継続的に使用しなければ実感することはできません。
使い方によっても、効果が出づらくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
使い方は洗顔後に適量を手に取り、顔の上で40~60秒程度優しくマッサージした後、洗い流します。
ただ洗顔後にゼオスキンを顔に塗り、すぐに洗い流してしまうと効果が出づらくなってしまいます。
頻度については週1~2回程度が目安になるのですが、仕事や家事などで忙しくて適切な頻度で肌ケアができなかった場合は、効果が出にくくなる可能性があります。
使用頻度や使い方を守れば、ゼオスキンの高い効果を実感できるでしょう。
ゼオスキンの副作用(赤み・皮剥け)
ゼオスキンは医薬品となる成分が使われていたり、高濃度で配合されている成分もあるので、使用後に副作用が見られることもあります。
副作用としては、皮剥けや赤みなどが挙げられます。
しかし、この副作用はある程度時間が経てば肌が慣れていき、症状も徐々に治まっていくと言われていて、症状が治まった後はキレイな肌へと変化します。
ゼオスキンを使用した後に症状がひどくなったり、肌の状態が悪化したと感じた場合は、かかりつけの医師に相談して、自分に合うアイテムと使い方を聞いて肌をケアしましょう。
クリニックによっては代名詞とも言われるプログラムの他、肌の状態を整えるプログラム、日常のスキンケアで肌のダメージを修復するプログラムなどもあります。
肌の悩みなどを色々と相談してみるといいでしょう。
ゼオスキンの選び方・使い方
ゼオスキンは医師の診断を受ける必要があり、それによって肌に合うアイテムを選んでもらえますが、ゼオスキンは同じシリーズがたくさん登場しているので、洗顔料やクリームなどでも自分に合うものがあれば、試してみるのもいいでしょう。
シリーズに関しては、化粧水や洗顔料、UVケアや美容クリーム、美容クリームなどがあります。
全プログラムに共通する使い方は、クレンジング洗顔(朝・夜)を行った後、スペシャル洗顔にて肌をマッサージし、化粧水やUVケアの順に行います。
メンテナンスプログラムでは、クレンジング洗顔+化粧水、必要に応じてスペシャル洗顔を行い、美容クリームのシーセラムまたはデイリーPDを肌に馴染ませます。
美容クリームはスキンブライセラムやWテクスチャーリペア、ブライタライブやシーセラム、デイリーPDなどがあるので、美容液もクリニックで自分に合うものを選んでもらいましょう。
ゼオスキンの通信販売・オンライン診療
ゼオスキンは医師の診療が必要ですが、どうしても時間がないという場合もあるでしょう。
そんなときは通信販売などからゼオスキンを購入することもできます。
通信サイトなどでも大体が医療従事者の指導に基づいて使用するよう記載されているのですが、クリニックなどが運営しているオンラインにて診療を受ければ、簡単に医師に相談することができるので安心して使用できます。
ゼオスキンは高い効果があると話題を集め、SNSやインスタグラム、YouTubeなどからも注目されています。
医師が診察を通して一人一人の肌質や悩み、状態などを把握し、その肌質や悩みに合わせたアイテムを教えてくれます。
ゼオスキンはビタミンAやハイドロキノンなど様々な成分が配合されていて、シミやシワ、毛穴やニキビ、保湿などのケアができます。
一般的な化粧品に比べて配合量も異なるので、美容面で様々な効果が期待できます。
ゼオスキンは医師の診察が必要ですが、時間がなくて病院に行けないという場合はオンラインにて診療してくれるクリニックを探し、肌質に合うアイテムを教えてもらいましょう。
医師に肌質に合うアイテムを教えてもらうことができれば、ドクターズコスメ通販サイトなどでゼオスキンを購入することができます。
わざわざ時間を作ってクリニックに行く必要もありませんし、副作用の皮剥けや赤みなどの症状がある場合はアフターケアもしてもらえるでしょう。