編集者

目次

    更新日: 2022.05.31
    リベルサスの費用や診察の流れについて医師が説明します

    リベルサス3mgが月8,650円から。注射型が多いGLP-1のお薬の中で唯一の経口薬タイプ。インスリンの分泌を促進し血糖値をコントロールする他、食欲抑制や内臓脂肪の燃焼、基礎代謝の向上などの効果をもたらします。今回は医師が効果や費用について医師が説明します。

    リベルサスとは?

    リベルサスとは、デンマークのノボノルディスク社が開発し、日本国内や諸外国で2型糖尿病治療薬として承認されているお薬です。 医薬品一般名を「セマグルチド」といい、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬という種類のお薬です。一般的には「リベルサス」や「GLP-1」という名前で知られており、お薬の作用により体重減量の効果も期待されることから、近年新しいダイエット法としても注目を集めています。


    GLP-1は、元々ヒトの体内に存在するホルモンです。食事をして消化管の中に食べ物が入ってくると小腸から分泌され、膵臓のインスリン分泌を促進し、血糖の上昇を抑制したり、食欲を抑えたりする働きがあります。リベルサスは、体内でこのGLP-1ホルモンに似た働きをし、インスリン分泌を促進させ血糖コントロールし、胃や脳に働きかけ満腹感を持続や食欲を抑制します。


    日本では、サクセンダ・ビクトーザ・オゼンピックといった注射タイプの薬が主流でしたが、リベルサスが2019年に世界で初めて2型糖尿病治療薬としてアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)に承認され、日本国内でも2020年6月に医薬品製造販売承認がおり、2021年2月から普及し始めました。


    リベルサスの特徴は ①自然に食欲を抑えられる、②太りにくい体質になれる、③自宅で治療を続けられる、④注射が苦手な方でも摂取しやすいことです。服用によって自然に食欲が抑えられ、空腹感も少なくなり、自然と食事量が減ることでダイエットの効果が期待できます。

    お薬の効果と料金

    • 血糖値のコントロール:インスリンの分泌を促進し血糖を低下させます。また、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。
    • 胃の働きかけ消化スピードを緩やかに:胃腸の蠕動を抑制し摂取した食物の胃からの排出を遅らせることで、満腹感が持続します。
    • 食欲を抑制:脳の摂食中枢に作用し直接食欲を抑えます。

    3mg 30錠

    8,650円(税込)

    7mg 30錠

    16,400円(税込)

    14mg 30錠

    26,200円(税込)

    • このおくすりは、医師の診察処方が必ず必要です。
    • 診察処方の料金や送料はおくすりの料金に含まれています。追加の料金などはかかりません。

    診察の流れ

    STEP 1
    Image assets%2Ff84ab7e7f0af4058b5c5065e08214eae%2F6ce64806b12f4c4b9771a6c36a69846b
    ステップ1:Web問診表 & 診察予約

    お客様情報を入力し、事前問診に回答。


    カレンダーで診療日時・診療方法を選択します

    STEP 2
    Image assets%2Ff84ab7e7f0af4058b5c5065e08214eae%2Fcb28b64c15fa45928ffb4267e71141cd
    ステップ2:医師がオンラインで診察・処方

    医師の診療を経ておくすりを処方。


    診療時間は約1~3分です。

    STEP 3
    Image assets%2Ff84ab7e7f0af4058b5c5065e08214eae%2F9131a1ef51424c94ba137ddbc25286e4
    ステップ3:最短当日発送

    診療後、原則当日発送。


    プライバシーに配慮したかたちで配送を行っています。

    服用方法

    空腹時(1日の最初の飲食の前)に服用してください。起床時がおすすめです。

    1錠をコップ約半分の水(約120ml以下)とともに服用してください。

    服用後に、飲み物を飲んだり、食事をしたり、ほかのお薬を服用する場合は、少なくとも服用後30分経ってからにしてください。

    服用時は以下の点にご注意ください。

    • リベルサスは湿気と光の影響を受けやすいお薬です。服用の直前に錠剤をシートから取り出してください。
    • 錠剤を割ったり、砕いたり、噛んだりせずに、丸ごと飲み込んでください。
    • お茶、コーヒー、あるいは服薬ゼリーなどでの服用はせず、約120ml以下の水で服用してください。

    副作用及び禁忌について

    注意すべき副作用

    個人差はありますが、次の副作用があらわれることがあります。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、eLife(イーライフ)へご連絡又は最寄りのクリニックで診察してください。


    • 消化器症状

    胃の不快感、便秘、下痢などの消化器症状が 起こることがあります。症状が長く続く場合には担当医師に相談してください。 嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛が起こった時は、直ちに服用をやめて、最寄りのクリニックで診察してください。

    • 低血糖

    脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常等の低血糖症状があらわれることがあります。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するようにしてください。

    • 急性膵炎(0.1%)

    嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛等、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、担当医師又は最寄りのクリニックで診察してください。また、膵炎と診断された場合は、再投与はできません。

    利用いただけない方(禁忌)

    • 膵炎などの膵臓疾患の既往、甲状腺疾患の既往、重度の胃腸障害(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)のある方
    • 低血糖を起こす可能性が高い以下の状態の方
    • 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全
    • 栄養不良状態、飢餓状態、食事摂取量の不足
    • 激しい筋肉運動
    • 過度のアルコール摂取者
    • 糖尿病の方
    • 妊娠中または2か月以内に妊娠する予定の方、未成年の方、60歳以上の方

    参考文献