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アンドロフォルテクリーム5%の用法用量、副作用、注意事項などを記載いたします。
用法用量
・1日1回、上半身(胴体、腹部、体の側面)または陰嚢(睾丸を包む皮膚袋)に1回あたり0.5~2mlほど塗布して下さい。
・上半身への塗布量:通常2ml(※1日あたりのクリームの使用量は4mlを超えてはいけません。)
・陰嚢への塗布量:通常0.5ml (※1日あたりのクリームの使用量は1mlを超えてはいけません。)
・出来る限り毎日ほぼ同じ時間(朝が理想です)に塗布してください。
主な副作用
次の副作用があらわれることがあります。通常、時間の経過とともに副作用は軽減しますが、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行ってください。
・陰茎肥大、持続勃起症、睡眠時無呼吸症候群、精子の質の低下、肝機能障害、多血症、にきび増加、髭などの増毛、頭皮の脱毛、女性化乳房
注意事項
・中止したい場合には、事前に必ず医師に相談してください。
男性ホルモン補充を中止することで体内の男性ホルモンが急激に下がり、うつ症状などが出る原因となることもあります。
・このお薬に対し過敏症・アレルギー(発疹、発赤、かゆみ、かぶれ、はれ、水泡など)の既往がある場合は使用しないでください。
・外部から男性ホルモンを補充することで精巣の機能が落ちる傾向があり、精子が作られにくくなったり、また本来精巣から分泌されていた男性ホルモンが分泌されなくなることがあります。それらは男性不妊の原因になる可能性があります。
・他のお薬を使用されている方は医師にご相談下さい。また、他の医療機関を受診する際は、服用していることをお伝えください。
・重い副作用が現れるなど緊急の場合は塗布を中止し、最寄りの医療機関を受診してください。
・医師から前立腺肥大、前立腺がん等の前立腺疾患の診断を受けた場合は直ちに使用を中止してください。
国内における承認状況
・未承認の医薬品となります。
※本診療科目で処方する医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
国内の承認医薬品等の有無
・同じ有効成分を有し、テストステロン補充療法に使用される治療薬として、グローミン(大東製薬)が承認されています。
入手経路
・提携クリニックの医師が、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
諸外国における安全性等に係る情報
・オーストラリア保健省薬品・医薬品行政局(TGA)でテストステロン補充療法の治療薬として承認されています。