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    更新日: 2025.05.14
    医薬品情報:アンドロフェム1%(テストステロン)

    アンドロフェム1%の用法用量、副作用、注意事項などを記載いたします。

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    用法用量

    ・クリーム0.5mL(テストステロン5mg)を、1日1回、毎日同じ時間に使用してください。


    ・目盛り付きアプリケーターを使用して適切な量を測定し、大腿上部や臀部や下腹部など衣類で覆われる部分へ塗布してください。


    ・吸収が完了するまで(通常約30秒)、クリームを均一にマッサージし、使用後は石鹸と水で手を洗ってください。


    ・性器や会陰部には塗布しないでください。

    主な副作用

    次の副作用があらわれることがあります。異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行ってください


    ・男性型多毛症や禿げ、声の深化、乳房や子宮内膜組織の萎縮、脂性肌、にきび、クリトリスの肥大、授乳の抑制などの男性性の症状


    ・吐き気、嘔吐、黄疸、足首の腫れ、多血症、電解質異常

    注意事項

    次の条件に当てはまる方は使用しないでください。


    ・妊娠中・授乳中の方は使用しないでください。


    ・テストステロン、木の実(アーモンドオイル)、または「添加剤リスト」に記載されている添加剤に対して過敏症である方


    ・心臓、肝臓、腎臓に持病のある方


    ・心血管疾患のリスクがある、または現在心血管疾患のある方


    ・乳がんのリスクがある方


    ・子宮内膜増殖症またはがんのリスクがある方、または現在子宮内膜増殖症またはがんのある方


    ・また、他の医療機関を受診する際は、服用していることを申し出てください

    ・他のお薬を使用されている方は医師にご相談ください

    ・アンドロフェム1 を使用していない女性、子どもがクリーム塗布部分に接触した 場合は、テストステロンが移行した可能性のある皮膚部位を、石鹸と水を使用して、できるだけ早く洗浄してください。また、にきびや毛髪の変化など、過度のアンドロゲン暴露の徴候があった場合、医療機関へ相談してください

    国内における承認状況

    ・未承認の医薬品となります。


    ※本診療科目で処方する医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

    国内の承認医薬品等の有無

    ・国内では、アンドロフェム1%と同じ有効成分を有し、性的欲求低下障害(HSDD)として承認されている薬はありません。

    入手経路

    ・提携クリニックの医師が、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。

    諸外国における安全性等に係る情報

    ・オーストラリア保健省薬品・医薬品行政局(TGA)、イギリス医薬品・医療製品規制庁(MHRA)において性的欲求低下障害(HSDD)の治療薬として承認