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目次
エストリールの用法用量、副作用、注意事項などを記載いたします。
用法用量
・1 回 0.1~1.0mg を 1 日 1回服用してください。
・毎日できるだけ同じ時間帯に服用してください。
主な副作用
次の副作用があらわれることがあります。異常が認められた場合には服用を中止するなど、適切な処置を行ってください
・(重大な副作用)血栓症
・過敏症:発疹、そう痒感等
・子宮:不正出血、帯下増加
・乳房:乳房痛、乳房緊満感等
・消化器:悪心、食欲不振等
・肝臓:AST・ALT の上昇等
・その他:めまい、脱力感、全身熱感、体重増加
・嘔吐
注意事項
● 次の条件に当てはまる方は服用しないでください。
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある方
・乳癌の既往歴のある方
・未治療の子宮内膜増殖症のある方
・血栓性静脈炎、肺塞栓症又はその既往歴のある方
・動脈性の血栓塞栓疾患(例えば、冠動脈性心疾患、脳卒中)又はその既往歴のある方
・重篤な肝障害のある方
・診断の確定していない異常性器出血のある方
・妊婦又は妊娠している可能性のある方
● 他の医療機関を受診する際は、服用していることを申し出てください
● 重い副作用の出現があるなど緊急の場合、直ちに服用を中止し、最寄りの医療機関を受診してください。
● 他のお薬を使用されている方は医師にご相談ください。
国内における承認状況
・未承認の医薬品となります。
※本診療科目で処方する医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
国内の承認医薬品等の有無
・国内では、エストリール錠1mgと同じ有効成分を有し、更年期障害、腟炎(老人、小児及び非特異性)、子宮頸管炎並びに子宮腟部びらんの治療薬として承認されている薬はありません。
入手経路
・提携クリニックの医師が、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
諸外国における安全性等に係る情報
・本医薬品は国内でのみ承認されています。