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    更新日: 2024.10.03
    医薬品情報:クリンダマイシンゲル (ダラシンT)

    クリンダマイシンゲル (ダラシンT)の用法用量、副作用、注意事項などを記載いたします。

    用法用量

    :

    以下の順番でお薬をご使用ください。


    1.洗顔

    2.化粧水や乳液などのスキンケア用品

    3.クリンダマイシンゲル。


    ・ 泡立てた洗顔料を使い、こすらず優しく洗ってください。洗顔後は清潔な柔らかいタオルなどで軽く押さえるように水分を取ります。


    ・洗顔後なるべく5分以内に、化粧水や乳液などを使用して保湿してください。クリンダマイシンゲルを塗布する場所は必ず保湿してください。


    ・クリンダマイシンゲルは炎症のあるニキビにのみ塗ってください。炎症がないニキビには効果がなく、顔全体に塗ると効果が薄れます。


    ・ 塗りすぎた場合はティッシュペーパーなどでふき取り、患部以外に広がらないようにしてください。



    :

    以下の順番でお薬をご使用ください。


    1.洗顔

    2.化粧水や乳液などのスキンケア用品

    3..アダパレンゲル

    4.ベピオゲル

    5.クリンダマイシンゲル


    ・泡立てた洗顔料を使い、こすらず優しく洗ってください。洗顔後は清潔な柔らかいタオルなどで軽く押さえるように水分を取ります。


    ・洗顔後なるべく5分以内に、化粧水や乳液などのスキンケアをして保湿してください。


    ・アダパレンゲルを顔のニキビのできやすいところ全体に広げるように塗ります。顔全体に塗る場合の必要となる量の目安は、人差し指の先端から1つ目の関節までの押し出し量(0.5g)です。


    ・クリンダマイシンゲルは炎症のあるニキビにのみ塗ってください。炎症がないニキビには効果がなく、顔全体に塗ると効果が薄れます。塗りすぎた場合はティッシュペーパ などでふき取り、患部以外に広がらないようにしてください。


    ※クリンダマイシンゲルはその他スキンケア用品や外用薬の中で1番最後に塗ってください。

    

    主な副作用

    使用中に以下の症状があらわれる場合があります。


    - 乾燥、ヒリヒリ感、皮むけ、赤くなる、かゆみ


    副作用は使用開始後2週間以内に現れることがありますが、お薬を使い続けると時間の経過とともに徐々にやわらいでいくため使用を継続して問題ありません。ただし、副作用がひどい場合は使用を一旦中止し、早めにかかりつけの皮膚科を受診してください。


    またクリンダマイシンゲルの使用中、稀に肝機能障害や尿蛋白異常が現れる場合があります。このような副作用があらわれた場合は一旦使用を中止し、かかりつけの医師にご相談ください。

    注意事項

    ・このお薬に対し過敏症・アレルギーの既往がある場合は使用しないでください。


    ・他のお薬を使用されている方は医師にご相談下さい。また、他の医療機関を受診する際は、このお薬を使用していることをお伝えください。


    ・妊娠中の方、妊娠している可能性のある方、授乳中の方はご使用いただけません。


    ・切り傷、擦り傷、湿疹があるところや、粘膜に近いところ(目の周り、唇、小鼻など)には塗らないでください。目に入った場合はすぐに水で洗い流してください。


    ・皮膚に刺激のある石鹸や化粧品などは使用しないでください。


    ・顔に他の塗り薬を使用する場合は医師に相談してください。


    ・使用中に外出するときは、帽子をかぶるなどしてこのお薬を塗った部位を強い日光に長時間あてないでください。


    ・日焼けランプの使用、紫外線療法は避けてください。


    ・子どもの手の届かないところに保管してください。


    ・患者様の状態に合わせて処方しているため、他の人に渡したり、使用させたりしないでください。


    ・抗生物質で下痢や大腸炎を起こしたことのある方は必ず医師にご相談ください。


    ・このお薬は、長期間使用すると耐性菌が発現する恐れがあるといわれております。治療効果が得られてニキビが改善した場合は、速やかに使用を中止してください。


    ・4週間使用しても効果が見られない場合は使用を中止し、再度医師にご相談ください。


    - このお薬は炎症のある顔のニキビに効果があります。腫れや痛みがないニキビに対しては効果がありません。顔全体に塗ることで効果が薄れるため、必ず患部にのみ塗ってください。塗りすぎた場合はティッシュペーパ などでふき取り、患部以外に広がらないようにしてください。


    - じゅくじゅくした傷口、やけどや水疱などがある箇所への使用は避けてください。

    国内における承認状況

    ・厚生労働省に承認されています。


    ※本診療科目で処方する医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

    

    国内の承認医薬品等の有無

    ・同じ有効成分を有する国内承認医薬品はありません。

    入手経路

    ・提携クリニックの医師が国内医薬品販売代理店経由で購入しています。

    諸外国における安全性等に係る情報

    ・諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。